リユース(リサイクル)ショップって、どんなイメージを持っていますか?
私がリユースショップを開業した30年ほど前は、
「中古品って、汚らしい!」、「どんな人が売るの!」、
「リサイクルショップって、暗くて怪しそう」
といったマイナスなイメージが強く、店を探しているときも「リサイクルショップには貸したくない」と断られたこともありました。当時は家の物を売る行為や中古品を買う行為が、恥ずかしく後ろめたい風潮があったので「ユニフォームを着て来ないでくれ」「店名の記載がないトラックで来てください」とか「夜遅くに引取りに来てくれ」などと、人に知られないように買取りや配達依頼をされることも多かったのです。それこそ開業時は、自分の仕事を認められたくて配達や引き上げでお宅にお邪魔した時にタンスの移動や片付けの手伝いからおじいちゃんおばあちゃんの話し相手までしたものです。
最近では、不要になった物を必要としている人に安価で渡る「お財布にも環境にも良い仕組み」だとリユースショップが認められ、以前のような後ろめたい風潮はほとんどなくなりました。
お蔭さまで仕事がしやすくなったばかりでなく、「いい仕事してるね!」と励ましの言葉を掛けてもらえることさえあります。本当にありがたいことです。
申し遅れましたが、私の名前は江川健次郎といいます。
岡山市・倉敷市で30年以上に渡ってリユースショップを営んでおります。
この記事を書いた動機ですが、
「もっとリユースに関心を持ってもらい、リユースショップを利用してもらいたい!」
との思いからこの記事を書いています。
この記事を読み終わったころには、不用品のことで悩まず、リユースを楽しみたくなるはずです。
循環型社会と言われていますが、日本はどのくらいゴミが出ているか知っていますか?
年度(平成) | 19年度 | 20年度 | 21年度 | 22年度 | 23年度 |
ゴミ総排出量 | 5,082万トン | 4,811万トン | 4,625万トン | 4,536万トン | 4,539万トン |
ゴミ総排出量は平成12年度の5,483万トンをピークに環境意識から徐々に下がり、平成 23 年度のゴミ総排出量4,539 万トンまで減少していますが、ゴミの処理が追いつかない状態なのです。 平成23年度のゴミの量の目安として、東京ドーム約 122 杯分(ごみの比重を 0.3 トン/㎥として算出)に相当します。1日約12.4万トンになります。また、1人当たり1日に 975g 排出していますので、一世帯あたり1年間で1~2トンのゴミを出しているのです!
※データは[ 環境省資料 一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成23年度)について ] により引用
これからは、ゴミを出さない生活(工夫)をしなければならないのです。まずは意識から、そして一番身近で簡単なエコ活動としてリユース(再利用)・リサイクル(再資源化)に関心を持ってください。
そしてほんの少しだけで良いですから、リユースショップを利用することも考えてください(笑) よろしくお願いします。
中古品の購入の経験とその手段(過去1年間)
不用品の売却・引き渡しの経験がない 62.0%
リユースショップ・中古品販売店の店頭・自宅等での売却・引き渡し 22.6%
※[ 環境省資料 平成22年リユース業者の環境意識高度化事業 消費者アンケート調査結果 ]より引用
時代背景もあり、物を大切にしたい気持ちやゴミの有料化・環境の問題意識からリユースショップの利用者は急増していますし、これから利用したいと考えている方も多いと思いますが、不用品の活用状況は思ったより浸透していないのです。
声を大にして言いたい!
「リユースショップを利用すれば、手間を掛けずにいらない物が片付き、そして誰かの役に立ちますよ!」
不用品で「少しでも得したい」「捨てるのでなく、誰かの役に立てば」という気持ちを利用して金儲けに走る悪徳業者がいるのが困りものです。
リユースショップを開業するにはそれなりの知識や費用が掛かりますが、中古品売買を行うだけなら、公安委員会から古物商の営業許可を受ければ開業できます。
店舗を持たずにトラックだけで不用品回収(買取り)を行う業者が町中で見かけるようになってから、消費者庁や国民生活センターに苦情相談が激増しています。
国民生活センターに寄せられた訪問買取りの相談件数
年度 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 |
相談件数 | 69 | 138 | 2,425 | 4,149 |
【被害の事例】
- 「不用品を無料回収します」とアナウンスしていた業者を呼び止め、不用品の回収を依頼したら、「全てが無料ではない」と凄まれ回収費用を支払った。
- 不用品回収に来てもらい、トラックに積み込んだ後で法外な金額を請求された。
- 買取業者がお年寄り宅へ突然訪問し「不要な物を買い取りますよ」と家に上がり込み、売ってくれないと帰らないと居座られた。
- 金製品を見せたら取り上げられ強引に買い取られた。
などの被害が急増しています。
なかでも、平成23年12月には京都市で訪問買取業者に貴金属の買取りを断った68歳の女性が殺害される事件まで起こっています。
このような悪質な業者の多くは、無店舗でトラックだけで商売をしています。あなたの困り事や知らないことに付け込んでくるのでご注意してください。
余りにもトラブルが多いので、被害の防止を図るために平成25年に訪問買取に対して法規制が施行されることにもなりました。
後で≪知っておけば悪徳業者の対応に役立つ法律≫で説明します。
法規制された今でも、「○○を売っていただけませんか?」「いらなくなった電化製品やバイクを無料で回収いたします」と営業している業者がいますが、もちろんあれは違法行為なのです。残念ながら金儲けに走る心無い業者は法で規制してもなくならないですし、より巧妙化していくと思われますので十分にお気を付けください。
ではどうすれば、悪徳業者に引っかからないのか?
信頼できる業者はどうやって見分けられるのか?を教えます。
中古品・不用品を売りたいときや片付けたいときどうしますか? まだまだ使えるモッタイナイなあと思う物は、誰かに使ってほしいと思うはずですし、どこか買い取ってもらえるところないかなあと考えますよね。
そんなときにどうすれば良いのかリユースショップの側からアドバイス致します。
- 訪問買取業者やアナウンスしながら訪問してくる業者は利用しないこと。
⇒法律違反だけでなく、誰だかハッキリしない業者との取引はしない。 - リユースショップや回収業者を探すとき、連絡先が090や080で始まる携帯電話番号を記載しているところは注意しましょう。
⇒店舗を持たずに営業している可能性が強いので気をつけてください。 - 出来れば、ホームページでどんな店(業者)なのか確認してください。
⇒最低でも、会社概要や会社案内に会社名と代表者名の記載している所をご利用ください。許認可情報の記載があればより安心です。 ※許認可:古物商許可証・一般(産業)廃棄物収集運搬業許可 - 買取りや回収の問い合わせ時、詳しく商品や状況を聞かずに出張買取に訪れようとする業者にも気をつけてください。
⇒家に上がり込んで奪うように買い取ったり、トラックに積み込んだ後で高額な回収費用を請求することもあるので、身元がハッキリしている業者に依頼してください。 - 一番良いのは、実店舗に行き販売してある商品がキレイに整備しているお店に依頼することです。
⇒実店舗に依頼するのは当たり前ですが、商品をキレイにしてあるお店はやっぱり真面目に商売しているお店のはずです。
買取り出来る!出来ない!の基準は、再販が出来るかが目安です。
「なんでも買取ります!」ってキャッチフレーズが浸透していて、本当に壊れたものでもなんでも買い取ってくれると思っている方もいるかも知れませんが、実際はそうではありません。
ほとんどの商品が買取り対象品になるのですが、再販に向かない商品は買い取れないことになります。
中古品は、新品と違い発注ができません。また相場(買取・販売価格)は需要と供給により決まります。
◆買取り対象外の商品・引取り可能商品とは?
他のリユースショップでは買取りを拒否されるような国内販売に向かない商品でも、海外向けに中古品として流通する商品もあります。買取り・引取りできる商品が多数あるので一部ですがご案内します。
- 家電製品
A)製造から5年未満:買取り対象品
B)製造から6年以上:基本無料引取り(海外リユース向け)
(製造から10年未満の家電品は、買取りできる場合があります。)
商売話になりますが、古い家電製品を整備して販売を行うには採算が合わないため、買取り対象外になります。(すみません!)
但し、古い家電製品でも状態が良ければ、買い取れる場合もあります。
古いオーディオ品やレトロ電化製品は高額査定が付く場合がありますのでとりあえずお問合せください。
※10年以上経過したTVや冷蔵庫などは、家電リサイクル料金が発生する場合があります。 - 大型家具・8年以上経過した家具:買取り・引取り(海外リユース)
大型家具は昨今の住宅事情により中古需要の少ない商品です。基本的に8年以上経過した家具は買取りしていませんが、ブランド家具や作りの良い家具(婚礼タンス)は古くても状態さえ良ければ買取りや引取りをしております。
組立家具は、移動する度に傷み易いので新しくても引取りが出来ない場合があります。
座卓や衝立など置き場所が必要なインテリア品は、住宅事情の変化により不人気商品です。
※買取りができない家具は有料での回収もしております。 - ベッド・寝具:買取り・引取り(海外リユース)
知らない人が使っていた寝具は人気がありません。しかし、高額な高級ベッド(購入価格25万円以上)に関しては価格差で販売可能なので買取り対象となります。
安価なベッドでも状態が良ければ、引取り可能です。
また、タオルケットや座布団なども状態が良ければ引取り可能です。 - 学習デスク・ランドセル:引取り(海外リユース)
お子さんやお孫さんに祝いで購入される商品は、中古では売れ難いのですが、海外に輸出できるので無料引取りできます。 - 使用済み食器・調理器具:買取り・引取り
使用済みの食器や調理器具(鍋・フライパン・やかん・包丁・スプーン等)は日本国内では、再販しづらく採算が合わない為、中古品として流通していませんが、海外リユース品として買取りしております。 - 仏壇:引取り(海外リユース)
御霊抜きをした仏壇タイなど仏教国では需要があります。
当社は遺品整理もしておりますので、御霊抜きだけのご相談もお受けしております。 - コピー商品や盗品:取り扱いしていません
法律違反している商品は買取りしていません。
切手や印紙などは裏に糊がついていない物は買取りしていません。
◆古い商品は買い取ってもらえないの?
ヴィンテージ物の家電製品や骨董・アンティーク品は古いからこそ価値がありますので、もちろん古くても買取対象です。
骨董やアンティーク品は皆さんが「こんな物価値があるの?」と見向きもしない物が高くて、「これは価値があるぞ!」と思った物が案外安いことがあります。以前、見積り依頼先で「これは値打ちモンだ!」思い込んでいた物には価値がなくて、骨董品を何点か買い取り「これを使っていいよ」と頂いた風呂敷が非常に珍しい獅子の図柄の布団生地(大正時代)だったので、10万円以上の値を付けたら、逆に驚かれたことがありました。(笑)
古い家や藏の片付けの際には安心できる業者に相談した方が良いですよ!もしかしたら、ビックリするお値打ち物があるかも?!
◆高額商品はどこへ売ればいいの?
はっきり言って、専門店がオススメ!!
デザイナーズ家具・ロードバイク・コレクター品などの高額商品は店によって得意、不得意がありますので、買取価格に大きな差が出ますので、その商品の得意な店、商品知識の高い店、専門性の高い店のご利用をお勧めします。
但し、ホームページで専門性を謳っていても実情は違うことが多いので、できれば、お店を回られ店内商品を見れば、店のレベルがわかります。そういったお店はブランド品やマニアック商品ほど店に取り揃えたいはずなので高額査定の期待大です。
※当店では毎週勉強会を行い専門性を高めしっかりと査定をさせていただいております。特に工具・ロードバイク・レトロ品・デザイナーズ家具・オフィス家具には強い自信を持っております。
◆高く買い取ってくれる時期や季節はあるの?
季節ものは、その時期に売るべし!
夏ならエアコンや扇風機、冬ならコタツやファンヒーターといった「季節商品は、やっぱりその季節が高く買い取れます。」
⇒時期が過ぎたら、次の年まで売れないので、出来ればその季節に売ることをお勧めします。
ここだけの話ですが(笑)、引越しシーズンの買取金額は高くありません!
一年で一番商品が入ってくるのが引越しシーズンの3月です。
毎年3月はたくさんの商品が入ってきて、在庫が溢れてしまうため、どうしても買取価格の設定が低くなってしまいます。
少しでも高く買い取ってもらいたいのであれば、3月は避ける方が良いですよ。
- 箱や付属品を揃えること!
- どんな商品でも人気が高いときが高額査定!
中古品は、人気の善し悪しで価格が決まります。もちろん、新品小売価格も参考にしますが人気のない商品の買取価格は低くなります。 - 商品をキレイにする!
リユースショップは買い取った後で、点検清掃しますが、やはりキレイに使っている商品の方が大切に使っていたと判断しますので、買取金額は高くなります。 - 新品・未使用品・中古品の違い
お客様が少しだけ使用された商品を「新品なんじゃけど、いくらで買ってくれるん?」と問われることもありますが、新品・未使用品・中古品で買取価格が大きく変わってきます。
ⅰ)新品とは、未開封な状態のもの。
ⅱ)未使用品とは、開封しただけの商品、もしくは未開封なまま保管されていたもの。
ⅲ)中古品とは文字通り、使用されたもの。
景品などで貰い物を売りたい場合は、開封しないでください。やっぱり、「新品」が一番高い査定がつきます。 - 店によって、力を入れている商品や得意な商品が違います。
店内を見て、目立つ場所に陳列している商品や品数が多い商品は、まず強めの買取り査定をしてくれるはずです。 - 査定金額の引き上げ交渉をしてみると良いかも?
どの店でもどのスタッフさんでも通用するとは思えませんが、ダメ元で「もう少し高く買い取ってもらえませんか?」とお願いしてみよう!(笑)
店の状況によって、在庫がない商品やお客さんに頼まれている商品があります。そういった商品は、相場より高くてもどうしても欲しい商品なのです。
※ここだけの秘密 (笑)(^▽^)
平成25年に施行された
【訪問購入(出張買取)に関する特定商取引の法律 】
をわかりやすく教えます。
- 飛び込みの勧誘やしつこい勧誘や売らないと意思表示後の再勧誘が禁止
- 買取業者は連絡先及び物品の種類、買取価格、クーリングオフ制度について記載された書面の交付義務
- クーリングオフ期間中(書面交付から8日以内)は無条件で契約の解除が可能
- 対象外物品
①自動車(2輪を除く)、②家電(携行が容易なものを除く)、③家具、④本・ゲームソフト・レコード・CD・DVD、④有価証券 - 対象外取引
①消費者自ら自宅での契約締結等を請求した場合(査定金額を承認し、売却目的に出張買取を依頼した場合)、
②営業所以外での契約締結が通例で、消費者の利益を損なわないとして政令で定めたもの
ⅰ)転居・引越の際の取引、
ⅱ)御用聞き(定期に巡回訪問し勧誘を行わず申し込みを受けての取引、
ⅲ)常連取引(有店舗の場合、1年間に1回以上取引があった相手との取引、無店舗は1年間に2回以上)
③業者間取引
といった具合に、法規制がされています。あれっ?!と不信を感じたら、すぐに「消費生活センター」にご相談ください。
倉敷市消費生活センター (086)426-3115 〒710-8565 倉敷市西中新田640
高松市消費生活センター (087)839-2066 〒760-8571 高松市番町1-8-15
悪質な業者から消費者を守るための法律なので、変な業者や嫌な思いをされたときには、すぐに消費者センターに連絡を入れてください。 当たり前のことですが、とにかく実店舗で真面目に商売している様子が見えるお店・会社を選ぶことが大切です。
リユースショップの商品はキレイでお得!
自宅で使っている冷蔵庫には吹き忘れの汁が固着していたり、冷凍庫の端に異物が凍っているかも知れませんが、リユースショップで販売している冷蔵庫は、本体・扉・棚まで丸洗い後、動作点検(1週間程度)をしています。
家じゃ、ココまでなかなか出来ないはずです!自分で言うのもなんですが、結構お得なんです!(笑)
最近では家電量販店に押され、近所の電気屋さんがなくなったため、修理やメンテナンスはメーカーが有料で引き受けてくれますが、出張費だけで5000円以上も掛かることも多く、リユースショップを上手に活用すれば、非常にお得だと思います。
リユースショップの利用方法も年々変わってきていまして、以前なら安い品を探しに来ていた人が大半でしたが、最近では新品の価格でワンランク・ツーランク上の商品を探しに来ている人が増えています。
リユースショップの活用は、買うばかりでなく売ることもできます。 不用品をゴミにすればお金がかかりますが、売れば自宅まで引取りに来てもらえ、お金にもなりますよ!何もしなくても片付けが出来てしまうのです(笑)
また、転居時など不用品が大量に出てくるときには、買取りと回収を一括処理することをお薦めします。買取業者や引越し業者が個別に搬出作業を行えば、搬出人員や配送車両など、効率が悪いだけでなく、経費が多く発生します。不用品が大量にあるほど、効果は絶大です。 以前、大学病院で不用品の買取引上げ依頼を受けたことがあるのですが、
大手物流会社との相見積りで、物流会社の見積りは病棟から不用品を搬出する作業費だけで300万円(不用品の廃棄処理は別途)。
対して当社の見積りは、不用品を徹底的にリユース・リサイクルすることによって100万円(作業費込み)の買い取り(お支払い)。
実に価格差 400万円! 廃棄処理まで含めたら、もう一桁違ってきたはずです。
一括で作業を行い、リユース・リサイクルすることでゴミの排出量を減らし、格段にお得なご提案ができます。
2013年からリサイクルステーションとリユースステーションを設置し、不用品を役立ちに変える取り組みをはじめました。
■リサイクルステーション■
回収品:アルミ缶・スチール缶・新聞・雑紙・段ボール・古着・バッテリー
ごみとして排出されている空缶や古紙が分別するだけで、ごみから再資源材料(リサイクル)に変わり、役立ちになります。
※リサイクルステーションで再資源材料として得られた収益金は福祉団体に全額寄付しています。
■リユースステーション■
買取回収品:使用済みの食器・調理器具(鍋フライパン・包丁など)・ぬいぐるみ・バッグ・夏物服
国内で再販できない商品はごみになっていましたが、必要としている国や地域に送れば立派な商品になります。
使用済みの食器は販売したくても、採算が合わず買取りをしていませんでした。もったいない話ですが、使用済み食器は埋め立てごみになっていました。しかし、日本では合わなくても、海外に目を向けると必要としている国や地域があります。東南アジアを中心に輸出ルートを開拓できたので使用済み食器や鍋・フライパンまで買取りができるようになりました。捨てる前に是非、リユースマン倉敷にお売りください。不要な食器や調理器具・雑貨まで、誰かの為に役立てます。
リユースステーションで集めた商品は、フィリピン・タイ・カンボジア・ミャンマーに輸出しています。
※リサイクル・リユースステーションで集めた商品は、障がい者の方たちに分別・清掃・箱詰め・検品などのお仕事をしていただいております。
不用品を捨てることは簡単ですが、取り扱い方で、地域環境に良く、誰かの役立ちに変わります。
ウイルパワー(リユースマン倉敷・リユースマン丸亀)は、中古品の売買だけでなく、中古品・不用品を役立ちに変える新しいリユースショップです。
会社名が聞き慣れないと思いますので簡単に説明しますと、
屋号と会社名が違いまして、リユースショップ 「リユースマン 倉敷店・丸亀店」を運営しているのが、有限会社ウイルパワーなのです。
Jリーグ元年の1993年(平成5年)に岡山市一宮の元醤油屋さんの40坪程の倉庫からリユースショップをスタートしました。
元々は骨董品や美術品が好きで画廊・古美術商で下積み後、1990年に新古美術商として独立開業したのですが、贋物を掴んだりバブル崩壊時期も重なったり、開業資金の借金を抱えて悩んでいたときに、「これからの時代は買って喜ばれ、売って喜ばれるリサイクルの時代じゃ!」と思い立ち、背水の陣でリサイクルショップを開業しました。開業後にも偽造ハイウェイカードを掴まされたり、泥棒に店を荒らされたりといろいろありましたが、地元の方や岡山裁判所などからもお仕事をいただきながら、30年以上も続けることが出来ています。本当にありがたいことです。
私は長年しているこの商売に思い入れがあり、愛着があります。
また、地域や人様へ役に立つことが実感できるこの仕事が好きです。
今後、物に豊かさを求めた消費社会から、心に豊かさを求める社会へ移り変わり、リユース・リサイクルはより重要度を増す仕事になっていくと思います。
地域の皆さまにも、リユース・リサイクルは世の中に必要であり、役立つことなんだと理解していただきたいと考えております。
そして、リユースショップ「リユースマン」は、地元に役立ち喜んでいただける「愛される店」を目指していきます。
最後に、みなさんが身近なエコ活動としてリユース・リサイクルに関心を持ってもらい、リユースショップを利用して、リユースライフを楽しんでください。
この記事を最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。