リユースショップには愛がある。
リユースショップを始めて20年ほど経ちますが、インターネットの普及によって個人売買が盛んになり店舗を継続していくために「どうすれば良いのか?」「ウチの店の存在価値は何なのか?」といろいろ悩みました。
最近、やっと私なりにその考えをまとめられるようになりました。
大量生産・大量消費の経済成長が終わり、現在は周りを見渡しても物が溢れている状況です。そして、物欲がない時代になっているのではないでしょうか。
必要な物はみんな持っていて、食料品などの消耗品以外は買わないでも生活に困らないのではないでしょうか。
例えば、服をあまり持ってない私でさえ2・3年位は服を買う必要もないし、今乗ってる車も壊れなければ新しく買い換えたいとも思わない。
物がない経済成長の時代は、物を持つことがステイタスであり、成功の証だった訳です。
昭和40年大卒初任給 2.3万円:トランジスターラジオ:9,500円、19型カラーテレビ:20万円、
昭和50年大卒初任給 8.4万円:昭和51年発売ビクターVHS:256,000円、ビデオテープ120分:6,000円
今では、考えられない収入以上の商品を買い続けていた時代は凄いエネルギーを感じます(笑)
けど、今は物欲の時代じゃない。欲しい求めているモノは、商品そのものじゃないんですよね。
商品そのものが欲しいんじゃなく、感動や共感で心を揺さぶられたときに購買意欲が沸くんです。
じゃあ、リユースショップはどうか!
リユースショップは新品を扱うのと違い、商品を右から左に動かすだけじゃないんです。
商品を売りたいから買取り、点検整備して販売する訳ですが、ここには愛がある。
誰かに使ってもらいたい愛があり、点検整備もお客様に喜んでもらえる為にひと手間愛を加えてるんです。
リユースショップには、新品にはない愛があるんです。
新品に負けず劣らず対抗できる愛がある。
性能や機能といった無機質な物じゃなく、思いを込めた商売が出来るんです。
これからは地域の人達に役立てる リユースショップが熱いんです!!
リユースショップには愛があるんです!
この思いを持って仕事をすれば、良いだけだとやっと思えるようになりました。
これからも役立ちを基本に愛を込めた商売をしていきますので、よろしくお願い申し上げあげます。
エガケン